台本考えるスレ(書き込め~):劇団牛乳珈琲
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名前:
ペパーミント
:2005/07/18 14:32
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ひとり一行でエロネタなし..
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60
名前:
ペパーミント
:2005/12/21 14:12
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(せっかくだからこれでいきましょ)
宗治「久しぶりってまだ卒業して4ヶ月ちょっとじゃないか
ちょっと大げさだね」
もう7月になり宗治は図書館で勉強の毎日だった。
家でもクーラーはあるが涼しいし集中できるので
こちらに世話になっている。
ユキ「でもそんなこといっても宗治はこのごろメールも
ろくに返さないし心配してたんだから」
ジュースのストローで氷をかき混ぜながらユキはご不満の様子である。
無理もない俺が悪い。最近は週に三回の電話以外はユキと行き来がほ
とんどない。
宗治「いや、悪いと思ってるよ。それに君の大学生活に支障が出ちゃ
いけないと思って・・・」
ユキ「宗治は本当に考え方が卑屈ね。あなたには強引さとかが足りないわ。
いつも人のことが一番で・・。そういうとこが魅力でもあるけどね」
宗治「そうかな?」
ユキ「そういうとこは聞き返さない!」
ユキの顔は笑いながらも少し赤らんでいた。
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61
名前:
ペパーミント
:2005/12/21 14:46
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高校のころはこういうユキとの何気ないやり取りは
普通のことだと思ってたのに今となってはこんな
ことさえいとおしい。
喫茶店を出ると夏の厳しい日差しを直に感じた。
さっきまでガラス越しに感じた明るい日差しと
同じものとは思えない。でもユキと歩くのは久
しぶりなので文句をたれる事さえ忘れた。
宗治「しかし大学生は夏休み長いね」
ユキ「まぁそんなもんよ。しばらくはこっちに
いるから勉強教えてあげるわよ」
宗治「ば、馬鹿にすんなよ!」
こんなことを言うユキは小憎らしいがそれ以上に優しい。
ツンデレラなところもちょっとあるが。
ユキ「今日はどうするの?もう帰る、浪人生さん?」
宗治「今日はもう帰るよ、大学生さん」
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62 名前:投稿者により削除されました
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63
名前:
一色
:2009/04/20 13:11
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(もう2年経ってますけど、これまだ続いてますか?ちょっと書きますね)
ユキはまだ用事があると言うので喫茶店で別れた。
週三回も電話で話してはいたが、やはり面と向かって話すのは違う。
4ヵ月振りに顔が見れて嬉しかった。
さっきまで感じていたもやもやがいつの間にか無くなっていた。
「あ、そうか…。」
自分で思っていたよりも寂しかったんだ。
気付いたら何だか情けなくて、少し笑えた。
昔読んだ雑誌に男女の恋愛特集なんかが載っていて、暇つぶしに読んでいた。
それには「男女が別れた場合、女性はふっ切れて次に向けて
頑張れる人が多い。だが、男性は引きずる傾向が多い。」と心理学者が語っていた。
ユキとはまだ付き合っているけど、あの雑誌の記事にしろ今日の自分にしろ、
何だか現代の男は情けないなあと、そう思った。
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64 名前:投稿者により削除されました
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