NO.10393510
やっぱり
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5 名前:名無しさん@税理士:2004/02/10 17:28
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>>3
税理士と会計士は仕事の内容からして違う。会計士はあんまり税法をやらないから、申告実務はやはり税理士。しかし資格上は、会計士がオールマイティ。もっと言えば、弁護士はあらゆる法律業務(税務、登記、会計報告)に対してオールマイティ。とはいっても、餅は餅屋で、誰も会計報告を弁護士には依頼しない。
税理士は1科目ずつ合格していけばよいが、会計士は一発合格しないといけない。これを理由に一般には会計士の方が難しいと思われているが、実情はそうでもない。合格者数を問題にしなくてよい税理士の各科目の難易は年度によって大きく上下しないため、必ず一定水準以上のパフォーマンスが求められる。いったん卒業・就職してからコツコツ時間をかけて勉強するなら税理士。時間がある学生時代に集中的に勉強するなら会計士がいい。
残念なことに、もはや税理士資格だけでは食っていけないのが実情。プラスアルファの資格が求められるが、FPなのかDCなのか...、同業者の間でも様々な意見がある。
では会計士は食えるかというと、本来業務で独立するのはほとんど不可能で、無理に独立すると不得意な税務で税理士との客の奪い合いを覚悟しないといけない。本来業務の方はといえば、昨今の企業業績不振の煽りを受けて、青山やトーマツなど大手に採用されなければいつ解雇されるか分からないという状況だ。
参考になったかな?