NO.10389769
コンピューターウイルスは生物となりえるか?
-
4 名前:匿名さん:2005/11/02 15:30
-
動物や植物などの一連の存在のことを総称して生物(せいぶつ、organism)と呼ぶ。
最も明確に生物を定義する特徴は、それが細胞から成り立っているということである。
その他に無生物から区別される一般的な特徴として、生物は、自己増殖能力、エネルギー変換能力、恒常性(ホメオスタシス)維持能力という3つの能力をもっている。
生物の個体は何らかの形の自己複製によりその祖先(親)から誕生し、そのほとんどは恒常性の破綻とともに死を迎える。
その間のエネルギーを変換しながら活動している状態が生きているということであり、そのことから生き物とも呼ばれる(生命)。
生物と非生物の境界領域にウイルスやリケッチアがある。
慣習的に自己増殖能力を持たないウイルスは生物ではなく、細胞からなるリケッチアは生物に入れられる例が多いが、リケッチアも自己増殖能力がないため、境界領域においてはこの3つの能力を基準にした厳密な線引きは難しい。