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みんなで難関大数学を攻略しよう!

689 名前:元塾講師:2008/06/26 11:12
例えば相加平均≧相乗平均の関係を勉強をしたとして、これがm + 1/m , (a/b) +(b/a) とかの
積が一定の形の数式を評価するときに使えるということを学んだとしても、これはもっと発展させて、
m + 1/m^2 の評価にも使えるし(=m/2 + m/2 +1/m^2 という積が一定の形に持っていくのは大丈夫ですね?)、
問1のような分数式にまで使えることを認識しているかどうかが大切になります。
知っているだけでなく、使いこなせるかを常に自分に確認するようにすれば、問1の解答、問27でも使えたし、
その他にも登場させられるでしょう。また今年の東大4番の式も典型的な使いどころです。 
その次に関数の凸性を利用した不等式評価を学習しました。過去問を見ただけでもたくさんのこれに関する
問題が見つかります。相加平均≧相乗平均の関係もこれから導かれことも含めて考えれば、さらに問題を
統一的に捉えることが出来るようになると思います。このように横断的学習をしていけば、まったく違う
単元、分野の問題でも同じように感じられてくる部分が多々感じられると思います。
それでもどうしても以前の問題に結びつかないとすれば、それは才能の問題になるのかも知れませんが
これくらいは無視してもよいでしょう。どのみちほとんどの人が出来ないでしょうし、受験に合格するのに
満点はいらない、せいぜい7-8割とれれば十分でしょうから。
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