NO.10410599
東京大学教育学部附属中等教育学校
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59 名前:参考になれば幸いです(5):2007/12/23 12:11
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これらの作業は、結構骨の折れることでしたが、東附(5年分)、成蹊(18年分)、武蔵(28年分)について、全て
の問題をこのように細切れに分解して再構成することによって、出題の意図も分かるようになりましたし、傾向と対策も理
解しやすくなりました。
ご存知のとおり、成蹊も武蔵も出題傾向が大幅に変わらないことで有名ですので、これができました。(この過程で、こ
れら3校の併願が確固たるものになりました)
それよりも大変なのは子供の学習管理の方でした。我が子は良く言えば東附向きの性格なので、放っておけば外に遊びに
行ってしまうか、なにか恐ろしく細かいことに没頭していて、勉強を放り出しています。
日能研、四進(の表面?)を一通り進めてきたところで、とうとう今春2月の各校の受験状況を確認したところで親がギ
ブアップ、外の風にも当たらなければ駄目だ、ということで通塾を考えました。
別記事で前述したように、公立一貫校対策を銘打った塾をいくつか回りましたが「東附」と聞くと色よい返事がなく、困
っていたところに、大原予備校を探し当てました。
その後は、毎週1回は大原で東附に向けた基礎力と浅く広い考え方を培い、自宅で進めた四進テキスト等の成果は公開模
試(これは公立対策模試ではなく、四進の合不合やセンターの合格判定、首都圏の統一合判)で厳しく確認し、という連続
です。
お恥ずかしい話、安定感がほとんど無いというか、とても成績にムラのある乱高下の子でしたので、どのようにしてそれ
を安定させるか、試験当日に最高ラインに持って行くかも課題でした。
(模試では成績上位者に載ったかと思えば次は偏差値30台・・・我が子ながら本当に同一人物か、と思うほどの理解不
能な成績の変動)
(突然地下鉄のホームで算数の幾何難問を解いたかと思えば、今度は栃木県の県庁所在地は日光でしょう?・・・と、泣
きたくなるほどでした)
(何度、ゼロからのやり直しをすれば気が済むのか、と「子供は忘れるのが当たり前、俺もそうだった」が口癖の父親で
すら怒鳴ることもしばしば。)
親としては胃の痛む毎日でしたが、おそらく東附の推薦に関しては、当日が最高の状態になるよう必死の調整をしてきま
したので、様々な運も含めてそれが幸いしたのであろうと思います。
我が家の恥をあまり長々と書き連ねるのも笑覧の限界かと思いますので、この辺で止めおきます。
また、差し支えのない細かいことなど、お答えできることがあれば、ほとぼりの冷めました頃に。