NO.10450775
【システム英語シリーズ】
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30 名前:匿名さん:2008/09/07 02:41
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>>30
もう一回、17っす。
安は偏差値アップの中で(だったと思うけど記憶違いかも)、
「長文読解は総合芸術だ!」と言っていて、
音楽や映像に舞台装置、全てを駆使して演出するのに例えている。
単語・熟語・文法・構文、そういった項目の上に長文読解があるので、
まずは自分が本当に必要なものが何なのかを見極めることが先決やないの?
山中の文法?で高校内容の文法はOKとして、
単語や熟語をある程度覚えてなかったら長文って読めんわなぁ。
で、安の偏差値アップは文法項目や単語・熟語、作文などを読解の前に演習するんやけど、
それらは長文の中で使われる文法だったり単語だったりということで、
長文だけに専念できるところがいい(総合芸術たる所以)。
また、予習にかかる時間がそんなにいらないという点も評価できる。
ただし最終的に中堅私大あたりの読解までやっていくので、
それなりのレベルになるということは覚えておいたほうがよいかと。
文構造の勉強ができているのなら、少しくらい単語を知らなくても文は読めるけど、
必要最小限度の単語・熟語は絶対にいる。
だから、長文読解に行く前に各項目の自分のレベルをチェックして、
足りない内容を補ったのちに長文に行くほうがスムーズやと思う。
自分の経験からいっても、文を読んでて単語力のなさを痛感したり、
ある程度鍛えてから長文に行った時の楽さを覚えているから、
まずは基礎力を固めるほうがいいんでないかい?
ついでに言うと読解テクニックなるものはあんまり期待しないほうが。
結局のところ、単語・熟語・文法・構文をしっかりやってれば、
長文の授業で学ぶべきは、内容の筋道を追っていけるかどうかだけ。
そのあたりは現代文とほとんど同じかと。
文中に「But~」があれば、ここから筆者の主張の可能性大なんてのは、
現代文の「しかし~」とおんなじでしょ。
だから国語できる子って、言葉の意味はけっこう知っているけど、
あまり読解のテクニック的なものは知らない場合が多い。
それでも筋道を追っていけるから、筆者の主張も理解できて内容読解問題でも点を取れる。