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英語の渡邊篤先生!
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333 名前:匿名さん:2009/08/02 14:38
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浪人してきた生徒に、単語も文法も覚えなくていい!と豪語する。
普通の人間なら、文法にしろ単語にしろコツコツ覚えるのは面倒なもの。
でも浪人してしまったからには、やらなければ。
そう思っているところに、自信をもって、そんなの覚える必要はない!と言い切る。
どんな生徒だってそんな楽な方法があれば、知りたい、それでやりたいと思う。
そこで、英米人の思考だなんだのともっともらしいことを言って、さらに関心を集める。
確かに理にかなったことを言う。
確かにそれが英語を学ぶ上で真理かもしれない。
数週間渡辺先生の言う通り勉強してみる。
大抵の人は不安になってくる。
役立つ話も、もちろんある。
だけど、単語ひとつひとつのイメージを覚えて、そこから訳語につなげる。
先生はなんでもないことのようにやるけど、自分の頭の中で自力でそこまでできるようになるのか、1年で。
イメージ、語感、訳語、と遠回りするよりも、素直に単語帳で意味を覚えたほうが確実で早いんじゃないか。
文法問題も、英米人の思考の流れで云々言う。
確かに先生がやるのを見れば納得する。
でも、1年という限られた期間の中で、自力でそんなことが出来るようになるのか。
素直に文法を覚えて問題演習するほうが確実で近道じゃないのか。
速読速解方も、それだけしか読まないで話がわかって、未知語句も推測できる。
先生は普通にやるけど、それって、
そもそも語彙や読解力などの英語力がなければできない。
1学期が終わるころにはだんだん矛盾に気づき始める。
夏期を前にして講師室で「渡辺先生について」他の英語科の先生に相談する生徒の姿が目だつ。
チューターにぶっちゃけられた。
「渡辺先生を信じて1年やっても、正直、結果上手くいかない子も多い。
もともと力があれば、あの先生は確かにかなり伸ばしてくれる。
でも、結局伸びずに終わる子は、中途半端な実力しかないのに、単語も文法もやらなかった子」
最初の頃の授業は確かに目からウロコだったけど、
私は1か月経ってから、信じるのをやめた。