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(*´▽`*) 世界史論述添削スレッド(*´▽`*)

11 名前:ひとし:2003/11/01 16:23
問題
周の時代から漢の時代にかけて、封建制→郡県制→郡国制という
推移をたどるが、それぞれの制度の相違を100字以内で
説明しなさい。

1さんの解答
周代では王が諸侯に土地を与えてそこを統治させたが、

秦大では王が全土を直轄地とする郡県制を

取った。漢代では中原を王の直轄地として、その他の

土地を皇帝の一族や功臣に統治を任せた。(96字)

〔私なりの指摘〕
0点です。出題要求にこたえていません。歴史の理解は一通りしています。しかし出題の要求に答えていない為に、加点されないのです。たしか私の記憶では、この問題は北大です。北大の教官がどう採点したかは、そのときの学生の出来によるので一概には分かりません。
しかし、少なくとも、問題文に「封建制」「郡県制」「郡国制」という単語があり、出題要求はこれらの「相違を述べよ」ですから、比較して述べるべきなのです。
つまり、
封建制・・・父系集団を基盤とし、土地を仲立ちとした血族的主従関係
郡県制・・・中央集権化
郡国制・・・両者の折衷策
という「違い」を明瞭に文に打ち出さなければなりません。
けっきょく、あなたの解答は、それぞれの語の意味を述べて、それを3つつなげただけです。
「周代の封建制は・・・であり、いっぽうの郡県制は~~~である。さらに郡国制は===である」と、それぞれを対比させて述べてみるといいと思います。
他にお気づきの方の意見もぜひ。
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