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高校生の就職内定率、やや回復の76% 3番目の低水準
0 名前:共同通信社入社希望:2004/03/13 14:30
高校生の就職内定率、やや回復の76% 3番目の低水準
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厚生労働省が12日発表した1月末現在の高校新卒予定者の
就職内定率は、前年同期を2.3ポイント上回る76.7%で、
やや持ち直し傾向がみられるものの過去3番目の低水準だった。
また、同省と文部科学省が同日発表した2月1日現在の
大学新卒予定者の就職内定率は82.1%で、
やはり改善傾向ではあるものの前年同期を1.4ポイント下回り、
最近5年の中では2番目に低かった。
高校生の内定率は、昨年11月末時点の調査に比べ前年同期比の
プラス幅が1.2ポイント拡大したが、なお就職希望者の4人に
1人が卒業を目前に就職先が決まらない状況だ。
男子は前年同期を2.8ポイント上回る81.2%、
女子が1.5ポイント上回る71.6%で、
いずれも過去3番目に低い水準だった。
ただ、11月末時点では前年同期比マイナスが16府県あったが、
今回は神奈川、富山、滋賀、京都、兵庫、山口、香川、福岡、鹿児島
の9府県がプラスに転じた。
内定率がやや持ち直した背景には、不況が長引き、企業が
求人を決める時期が年々遅くなっているという事情がある。
厚労省によると、93年3月の卒業者では前年7月の段階で
求人の91%が出されていたが、03年3月卒業者では
53%まで低下。ここに来て景気の回復基調が強まっていることも、
企業に採用の決断を促したとみられる。
厚労省は、就職が決まらない高卒者の支援に初めて本格的に
乗り出す。各地のハローワーク(公共職業安定所)で未内定者
を支援する「若年者ジョブサポーター」を4月以降、
現在の100人から約600人に増やし、きめ細かく対応する。
また、大卒予定者の内定率も、昨年12月1日時点より
前年同期比のマイナス幅が縮まった。
男子は前年同期より2.6ポイント低い82.8%、
女子は0.3ポイント高い81.2%で、
最近5年で男子は最低、女子は最高となった。
厚労省は「学生、企業双方に、男女を区別しない就職・採用
の意識が定着してきたためではないか」とみている。
(2004/03/12)
http://www.asahi.com/job/news/TKY200403120275.html
1 名前:匿名さん:2022/06/18 21:15
スンバラシイ🐸