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NO.10415789

~~めぐりあう時間たち~~

0 名前:けーあい:2004/02/22 04:40
近年稀に見る名作だと思ったのですがいかがでしょう。
オフィシャルサイト
http://www.jikantachi.com/home.php
1 名前:けーあい:2004/02/22 04:46
↓あるコメント。
3人の女性を中心とした、宿命にも似た異なる時代の1日を描いた人間ドラマ。
それぞれのストーリーを途切れなく、過不足無く、くどくなく描くその様は美しく、
鮮やかで、また詩的だが、しかし残酷である。
その映像美と残酷さのコントラストにまず、舌を巻いた。
たとえ例えば同性愛が許容される時代であっても、
人生は表層的な自己満足の連続に過ぎない。
そのことを悟り、自分の為ではなく、生死を超えて本当に自分らしくあることを望むとき、
過酷な選択が待ち受ける。
ヴァージニアやローラやリチャードの選択を自己中心的であると責めるのはたやすい。
しかし、この映画を見終わってカタルシスにも似た感覚を覚えるのは、
彼らの選択に誰しもが心に秘める部分があるからではないか。
ジュリアのようにローラを抱きしめてあげたいと思ったのは、僕だけではないはずだ。
逆に言えば、静寂を覆い隠す為にパーティーを繰り返すダロウェイ夫人にも、
誰もが自分自身を投影する部分があるだろう。
そして、意識的であれ無意識的であれ、誰かを”殺している”のかもしれない。
ストーリーや演技は言うまでもないだろうが、それを支える演出、音楽の完璧さ
(確かに音楽はややでしゃばり感が否めないが、
それによって醸し出されている統一感は特筆すべきだろう)。
この映画の見事さには、溜め息が出た。

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