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表三郎・スーパー英文読解法再評価
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0 名前:shigeru:2003/12/07 06:47
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最近、あまり人気ないみたいですね、関西駿台の表先生。
私が在籍していた頃は、講習も締め切りになるし、少なくとも
人気講師の一人でした。ここであらためて、先生の読解法、ならびに
和訳法を批判、再評価してみたく思い、スレッドをたてることにしました。
もちろん、先生は授業中、学生運動の話で脱線すること多しで、それが
最近では不人気原因の一つなのでしょうが、このスレッドでは
その部分はあえて、のぞいて、彼の英語に対する考え方、
読解法を考えてみたく思います。
ちなみに先生は伊藤先生批判でも有名ですが、実際のところ、かなり
伊藤先生のことはみとめていたようです。逆にいうと批判に値する
先生が伊藤先生ぐらいしかいなかったよう。
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192 名前:匿名さん:2005/09/19 06:50
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表さんあげ
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193 名前:◆3nIagYXI:2005/09/20 14:20
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スーパー英文読解法のルーツである高校英語研究の連載は36回
英文解釈教室に対抗した英文熟読教室(6回)をいれると合計42回
市販の論創社の上下10講はそのうちの10回分だ。
その10講は言葉と何かという主題で内容をまとめて編纂している。
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194 名前:◆3nIagYXI:2005/09/20 14:32
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かつて表さんは京都大学入試実践模擬試験の問題を作成していた時の
採点講評で次のように述べている。
「文章は、人が人に向かって、何かいいたいことがあるから書くのだ。ところが現代では、
おそらくマス・メディアに原因があるものと思われるが、大量の文書がただただ人目を
ひくという目的だけで生産され、これに対して読み手のほうは、当然の自衛策とでも
いうように、「また宣伝か」、「ちょっと面白いね」といった反応しか示そうとはしない。
この世界では、すでに言葉も、ましてその言葉が織りなしている文章も存在してはいない。
それらは縮小され、粉砕されて、ただ時に点滅信号を発する記号の渦流となって
いるのである。
ここまで読んだ諸君は、どうして言語論めいた話がいきなり飛び出してくるのか、と
いささか疑念をもたれたかもしれない。疑念を持った諸君こそ、わたしが、自分の
「言いたいこと」を是非とも訴えたい聞き手(読み手)なのだ。
現代は言語の崩壊の時代だ。もちろん崩壊させているのは誰でもない、われわれ自身、
つまり、言語によって思索し、思考によって言語をうみだすこのわれわれ自身である。
言語に対する信頼を失うことは、自分自身に対する信頼をなくすことに他ならない。
この信頼を支えるのは、もう少し個々人が自分自身を大切にし、かつ他人を大切にする
気持ちである。社会がいかにスピーディに流れていこうと、この流れにのって
いるつもりで、溺れてしまっては何もならないだろう。目をカッと見開いて、問題が
生じれば、まともにそれを徹底して考える態度こそ、言葉の世界にも要求されている
のである。」
スーパー英文読解法のルーツを読み取ることができよう。
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195 名前:◆3nIagYXI:2005/09/22 03:00
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今の講義が盛り上がらないのは、生徒の質が大きく変わったことにあるようだ。
1980年には、まだ60年安保闘争などを代表とする学生運動の余波の最後の残り火が、
学生たちに影響を及ぼしていたようである。それから4、5年後には完全に消え、表人気も
衰退の一歩を辿ることになる。これは表三郎が時代に取り残されたわけではなく、学生たちが、
大学をレジャーランドに変えたことによって、表三郎の声が学生たちの心に届かなくなった
ことにある。もはや学生運動は完全になくなり、大学はこぞって授業料の値上げに踏み切る。
というのも全国的な反対デモが起きる心配がなくなったからだ。国公立の授業料が3、4年で倍増
したのもこのころである。大学へ行く意味、それからの人生をいかに生きていくかを問う
表三郎の授業を、受け入れない学生が増えることと、大学の衰退とは決して無縁ではない。
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196 名前:匿名さん:2005/09/22 03:03
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内容が深い英文を理解するには、それなりの背景知識が必要で、その背景知識を
集中的に分析し、学問への興味関心を呼び起こすように提供してくれる最高の授業
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197 名前:匿名さん:2005/09/22 14:13
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前から意味をとって論理展開を追いながら全体の内容理解をつかむ方法は、
スーパー英文読解法に詳しく説明してあるので、
そのやり方で英文を読んでいくうちに
読みにくい文章でも、これがSで、形容詞句で…と確認する作業が必要でなくなり
副詞句を< >、形容詞句を( )、名詞節を[ ]っていう作業は
いかに英文を読むうえで邪魔になるのかということがわかると思う。
これは訓練しだいで誰でもできる
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198 名前:匿名さん:2005/09/24 07:50
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199 名前:ゲットマン!!!!!!!!:2005/09/24 11:34
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200 名前:匿名さん:2005/10/01 12:44
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表さんの高校英語研究の連載ってどんな感じだったんですか。
一つの長文を何ヶ月かにわけて解説してたのだろうか。
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201 名前:匿名さん:2005/10/01 12:49
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一回の連載で一つの長文
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202 名前:匿名さん:2005/10/01 23:38
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『スーパー英文読解法 上/下』に載ってる英文内容はかなり高い。語句を参照して理解できるだけでもすごいことだよ。知らない単語が多すぎると内容が掴めないのでおおいに
語句を参照しょう。
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203 名前:匿名さん:2005/10/09 12:46
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高校英語研究(研究社)の1990年1月~3月号
ウォルターペイターの名著ルネサンスのConclusionの部分を解説していた。
内容が難解で、しかも関係詞や同格で延々と従属文でつなげていく流麗な文体なので、
訳出の難しさでは最右翼に属するだろう。表師の内容吟味と日本語訳には感動しました。
スーパー英文読解法のルーツである高校英語研究の連載は36回
英文解釈教室に対抗した英文熟読教室(6回)をいれると合計42回
市販の論創社の上下10講はそのうちの10回分だ。
その10講は言葉と何かという主題で内容をまとめて編纂している。
ウォルターペイターの名著ルネサンスのConclusionの部分は芸術論で、
美的印象とは何かという内容だ。
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204 名前:匿名さん:2005/10/31 20:42
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1970年代前半において、表三郎は
宇野弘蔵のマルクス解釈に大きな影響をうけていたので、
宇野の形式主義と彼の弁証法解釈の間に齟齬が生じたらしいが、
その点を反省して、マルクスの思想を、
ソ連の社会主義体制の崩壊後の崩壊後の現実をふまえて
よみがえらせようという意図で、1990年後半では
「マルクス:哲学のカーニバル」を出し、
次に「資本論の修辞学」を公刊予定
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205 名前:匿名さん:2005/11/01 10:00
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1996年頃、表三郎は
思考の中枢で生じた事態が原因で
思想的転回によりマルクスからの脱却を計る。
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206 名前:存媚出蛇蔵 ◆3nIagYXI:2005/11/01 14:27
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入試に出題される英文が難しいのは、英語そのものというより、書かれている内容の難解さ
にあるという観点から、表三郎は20年ほど前の夏期講習の『英文読解演習』講座で、
語句や構文にとどまらず、内容そのものをじっくり吟味していく授業が、絶大な人気を誇って
いた。内容が深い英文を理解するには、それなりの背景知識が必要で、その背景知識を
集中的に分析し、学問への興味関心を呼び起こすように提供してくれる最高の授業であることを
20年前の講義テープが証明してくれている。ただ少数派のアンチ表が、あんなん英語の授業
ちゃうやん、倫社やんとケンカ売ってたけど、表三郎がどこが倫社やとケンカ買うてたようだ。
俺は学生とケンカするのは大好きや、文句があったら直接言いに来い、ちゃんと説明するから、
とも喋っとった。まあ確かに背景知識に2時間も時間をあてらると、文句を言う生徒も分からないでは
ないが、それでもその講座を取るアンチ表が負け。なら、取るなということだ。
これは、このスレのアンチ表のお馬鹿さんたちにも言えることだけどね。講座とっときながら、
文句を言い、しかもその反論にはなんの理由も具体的な説明もなく、ただ罵倒するだけ。
まあ、幼稚園児でもある程度理由を言って反論するのにねえ、それ以下だとすると・・・
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207 名前:匿名さん:2006/01/02 02:11
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存媚出蛇蔵って?
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208 名前:匿名さん:2006/01/07 01:38
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20年前の講義テープてなん?
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209 名前:表三郎の『英文読解演習』講座その1 ◆3nIagYXI:2006/01/07 03:02
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表三郎の『英文読解演習』講座(テープ起こし、1982夏期講習)
こんにちは。今日からこの最難関の英文読解ですが、最難関ですので、どういう調子でやろうかなと。
京都校では、僕がスーパーレクチャーを受け持っているので、ぱーっと見渡したら、だいたい七割が
スーパーレクチャーの連中だったから、すっごくやり易くて、やり易い分だけよけいなこと喋って、あと
むちゃくちゃ遅れたんだけどね。で、一回やってしまってると、また喋りたいことが多くてね、どいつを
カットしてどいつを喋ろうかなと思い出したら、まあ、みんな喋って、またより深く喋りたいなという
ところもあるんです。
スーパーレクチャー;当時の選抜クラス
……..
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210 名前:表三郎の『英文読解演習』講座その2 ◆3nIagYXI:2006/01/08 00:51
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で、一応了解して欲しいのは、英文読解というのは、要するに、この文章から、この文章を読みつつね、
まあ、文章は素材でね、ま、正直に言うとくわな、文章は素材でわれわれは好きなことを喋る。
;ここで大爆笑が起きる。表先生の授業の進め方は夏頃までには生徒のあいだでは浸透していて、
内容的に高度な文章を扱う、この『英文読解演習』講座ではもっと過激にやってくれるだろうという
みんなの期待があることをうかがわせる。このころのアンチはごく少数で、表三郎のカリスマ性が
猛威をふるっていたころだ。このころを回想して『日記の魔力』に表三郎はこう書いている。
「二十年前のことだ。私は駿台で人気講師、カリスマ講師と呼ばれ、少しいい気になっていたの
だろう。実際、教室では生徒たちがキラキラした目で私の話を熱心に聞いてくれる。まあ、実際の
ところはわからないが、当時の私にはうぬぼれもあり、彼らが私に心酔しているように見えたのだ。
生徒たちのなかには、私を神様のように扱い、信者を自称する者までいた。その結果・・・・・、
宗教者のような自己陶酔が私の中に芽生えた。自分の発した言葉の影響力の大きさ、自分の大きさを
見誤らせてしまったのだ。(中略)私が道を誤らなかったのは、やはり日記を読み返す習慣があった
からだと思う。」
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211 名前:表三郎の『英文読解演習』講座その3 ◆3nIagYXI:2006/03/11 13:39
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で、好きなことというのは、もちろん、その、たとえば、こういうふうに君らはきけるわな、つまり、
君らがこの文章を読んでくる、で、こんなことを喋るだろうと思っている。で、だいたい予想はついて
るんだろうけど、その予想がかなり奥行きのあるものだった、そいつを発見して喜んでくれたら一番
いい。ね、できるだけ、ま、余談、漫談類をノートに書いておいてくれると、あとそいつは役立つ。
;そのノートをもとに勉強すれば、大学の一般教養の100倍以上の学問の基礎が身に付く。
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212 名前:表三郎の『英文読解演習』講座その4 ◆3nIagYXI:2006/03/28 13:40
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先週喋ったことは、凄いライターがいて、あの、全部ノートに詳しく書いてくれてたんで、で、
リ・プリントしてよこせって、ね。僕は何も用意してきてませんからね。いろんな余談すること
については、一切ぼくはノートなんかに何も書かない主義ですから、すべて頭の中にあるんです
からね。でもね、あってもね、喋っては気づくんですよ、ああいうこと言うたとかね。ですから
あの、毎年、かなり優秀な人を一人ずつ見つけていますので、このぐらいのノートでいいんですか
と時々見せてくれて、お!、お前のええわ、もうちょっと詳しくしてノートにまとめろとか、うま
いこと言って、はい、リ・プリント取ってきてくれって、それでだいたい集めているんですよ。
それで見直して、だんだん資料にしていってるんですよ。そうすると自分の考えてることが、よく
わかりますからね。
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213 名前:匿名さん:2006/03/28 13:41
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高校英語研究、国会図書館に置いてなさそうなんだよね…
表氏の資料見たいんだけどなぁ…研究社にもなさそうだし。
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214 名前:匿名さん:2006/04/02 06:18
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国会図書館には国内の出版物という出版物は収めなくてはいけないという法律がある。
エロ本から博士論文まで全てある。
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215 名前:214:2006/04/10 10:10
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一応国会図書館のHPで検索かけたけどなかったです…
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216 名前:匿名さん:2006/05/23 12:21
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国会図書館に無いってことは、一般には入手不可能だと思われ。
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217 名前:匿名さん:2006/05/29 05:52
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表三郎の『英文読解演習』講座(テープ起こし、1982夏期講習)
このころの表さんが一番よかったな
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218 名前:スーパー英文読解法:2006/06/12 12:16
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この参考書って誤植ある?
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219 名前:匿名さん:2006/06/12 20:29
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それがなにか?
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220 名前:スーパー英文読解法:2006/06/17 11:13
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>>219
あったら教えてほしい
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221 名前:匿名さん:2006/06/18 22:35
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読めば分かるよ
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222 名前:匿名さん:2006/06/27 02:14
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誤植って
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223 名前:匿名さん:2006/06/30 11:00
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わお
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224 名前:英文熟読教室:2006/07/02 05:02
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「英文熟読教室」とは『高校英語研究』で表さんが連載していた講座で
スーパー英文読解法の原型
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225 名前:英文読解講座:2006/07/02 10:45
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「英文熟読教室」の前は「英文読解講座」でしたね。
内容吟味のほかに感想とか余談の欄があって、
特に余談の欄が面白かったね。
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226 名前:匿名さん:2006/07/02 11:45
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そのコピーってよく出回ってるよね
僕も手に入れたよ
確かに面白いね
今よりも断然魅力的であったことがうかがえますね
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227 名前:匿名さん:2006/07/02 11:47
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そのコピーまわし、流行ってるね
僕も明日手にいれよう
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228 名前:匿名さん:2006/07/02 11:52
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私も欲しいな、そのコピー
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229 名前:匿名さん:2006/07/02 11:54
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そのコピーってどこで手にいれるの?
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230 名前:匿名さん:2006/07/02 13:27
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確かにそのコピーまわし、流行ってるね
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231 名前:匿名さん:2006/07/09 03:35
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「英文読解講座」って、本当におもろい!
特に余談の欄がね
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232 名前:匿名さん:2006/07/18 17:32
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手に入れられなかった漏れは永久に表氏の良さを
知ることが出来ないわけか…orz
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233 名前:匿名さん:2006/07/19 14:03
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そのとおり
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234 名前:匿名さん:2006/07/20 20:45
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例のコピーやっと手に入れました
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235 名前:匿名さん:2006/08/01 19:39
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私も
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236 名前:匿名さん:2006/08/05 17:33
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かなり流行ってるんだね、表さんの昔の著作物
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237 名前:匿名さん:2006/08/06 11:24
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「英文読解講座」の余談の欄は最高!
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238 名前:匿名さん:2006/08/30 18:32
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納得
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239 名前:匿名さん:2006/12/30 08:58
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240 名前:w:2007/01/06 16:58
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241 名前:匿名さん:2007/01/21 09:26
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