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生物? 遺伝について
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0 名前:名無しさん:2008/07/12 12:00
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高校三年生です。生物の宿題でレポートが出ました。
全く分からないので質問させてください。
分かる方是非回答お願いします!
2004年01月09日(金) 朝日新聞朝刊
「世界に1本の木」自家受粉で繁殖に成功 英の植物園
直径5センチほどのかれんな花をつける、世界にたった1本の木「カフェ・マロン」を、
自家受粉で繁殖させることに英王立キュー植物園が成功した。絶滅したとされながら、
約25年前にインド洋のモーリシャスで1本だけ再発見されたものの、仲間がいないため実を
つけられなかった。自然では自家受粉できない種類の木で成功したのはおそらく初めてという。
ひさびさの「赤ちゃん」たちが育ち始めている。
カフェ・マロンは、コーヒーの仲間。1877年にモーリシャスのロドリゲス島で発見された後は
長い間見つからず、1980年に1本だけ同島で再発見された。
動物と違い挿し木でも増やせるが、それらは遺伝的には全く同一で多様性がないうえ、
もとの木がかかっていたウイルス病も引き継いでしまう。いったん種になれば、感染から
抜け出せることも多い。このため同園は、自家受粉で繁殖させる研究を続けてきた。
自家受粉できない植物は、雌しべの先端にそれを阻む物質がある。そこで、この花の雌しべの
先をいろいろな長さで切除し、切断面に花粉を付ける実験を繰り返した。
そして昨秋、初めて2個の果実が実り、種のうち数個が11月末に発芽した。
ウイルス感染の有無は今後調べる。
この技術は、絶滅に直面している植物の保護などに期待できそうだ。
ナイジェル・テーラー園芸部長は「(同じ親からも様々な子が生まれるので)自家受粉なら、
挿し木と違って遺伝的な多様性を確保でき、種の安定的な存続に役立つ」と話す。
記事の中に、(1)「挿し木でも増やせるが、それらは遺伝的には全く同一で多様性がない」 (2)「…元の木がかかっていたウイルス病も引き継いでしまう」 (3)「(同じ親からもさまざまな子が生まれるので)自家受粉なら、挿し木と違って遺伝的な多様性を確保でき」とある。
問1.(1)について、挿し木では遺伝的に全く同一の個体となるのか説明しなさい。
問2.(2)について、挿し木では元の木がかかっていたウイルス病も引き継いでしまうのか説明しなさい。
問3.(3)について、自家受粉なら、挿し木と違って遺伝的な多様性を確保できるのか。遺伝子AbcとaBCが連鎖して、組み換えが起こることを例に、自家受粉によって遺伝的に多様な子ができることを説明しなさい。