NO.10385588
○△古文質問箱▽○
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0 名前:名無しくん@大学院生:2004/07/24 17:10
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私は現在大学院生で尊敬する教授の下で国文学を専攻しています。
私は大学院を卒業後、予備校の業界に身を投じようと思っています。
みなさんの質問に答えながら、自分自身も勉強しようと思います。
質問内容は何でも構いません。よろしくお願いします。
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1 名前:名無しさん@犬学院生:2004/08/07 23:07
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そうです。一人称は、マロです。
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2 名前:名無しさん@大学院生:2004/08/07 23:07
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【解答】
3はニセだワン!
>>1
平安時代には書物の中心は漢文体でした。みなさん、漢文の書き下し文を作ってみると
分かるように非常に複雑で話しにくいですね。ですからこれをより易しく、当時の日本語に
近く作り上げたものが仮名(平安仮名)です。平安時代の人にとっては、あの源氏物語の
ような文章が超最新で斬新だったわけです。ですから平安時代の人々は何の疑いも無く
ああいう風にしゃべっていました。
補足をすると、現代語にも言えますが概して言葉というものは書き言葉と話し言葉は
異なっている点が多いです。
例) 話し言葉→「むじーよね、古文。だから、解けねーもん、全然。」
書き言葉→「古文はとても難しいので、全然解けません。」
ですから、平安時代の人々も話し言葉には、省略や語の変形を多少はさせていたのです。
(以上)
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